God save us ライブハウス

世界中で猛威を振るうコロナウィルス。
大阪、しかも我が北区のライブハウス、コロナ連鎖発祥にて、 地獄は全国のライブハウスに広がりました。
相次ぐキャンセルにて家賃も払えず、従業員にも払えません。 ムジカも然りですが、もはや我が事だけではなくなりました。
非常事態宣言にて『人は守る』ことができます。 しかし『場所は守る』ことができません。
保証の無い国。我が日本を恥じながら、 場所を守る為、全てのライブハウスが奔走しています。

少しでも助けにならんだろうか。 その為にドネーショングッズを作りました。
賛同するライブハウスと一斉に販売します。
其々を応援するお客様が、応援する店から購入するシステムです。

デザインをお願いしたのは、 ムジカジャポニカの新天地デザインをお願いした、 ソラミミスト安齋肇氏です。
多忙に関わらず快諾してくれました。

皆さんも大変な苦境に立たされているのは承知の介です。 しかし敢えて「助けてください」とお願いします。
私たちに「場所」を守る術をください。 そして大切な「場所」で音楽と共に、お逢いできますように。

私はライブハウスが大好きです。 中学生からライブハウスに入り浸り、 高校には行かずバンドを始めて、
ライブハウスで友達が出来て、ライブハウスで恋をして、 ライブハウスでバイトをして、
挙げ句の果てにライブハウスを作りました。
人生の全てであるライブハウスに、 御恩返しがしたい所存です。

ムジカジャポニカ
伊藤せい子拝

ソラミミスト安齋肇さんからのコメント

コロナって何かエネルギーをもらえる言葉だと思ってました。 でも顕微鏡写真のアイツは、ちっこぉい太陽のように燃えてやがる、トゲトゲでマジ感じ悪い。 アイツが人間の弱いところにつけ込んで僕らの楽しみを次々奪っているのかと思うと、 悲しさで発狂しそうだ。

音楽は僕の生活の一部です。 音楽に出会いたくさんの勇気をもらった、友達ができた自由をもらった。
音楽は希望そのものです。

いま、その音楽を生で感じられる場が無くなろうとしている。 僕は叫びたい。音楽を返せと、でっかい声で叫びたい。
リバーブもディストーションもディレイもエコーも全部かけて。 トゲトゲのアイツに勝てる太陽を早く見つけてください。
音符で戦うような明るく頼もしい太陽を、早く見つけてください。
僕らに希望をください。音楽を返してください。いまはそれが願いです。

翻訳家の奥田祐士氏からのメッセージは、 ジョン・レノンが『OZ』誌救済のために書いた「God save us」からの引用です。
ひとりもみんなもすべて、神様お願い、助けて神様です。 どうか、生きた音楽をみんなで楽しめる世界が戻りますように。
一日も早く。その日が来るまで部屋で音を鳴らして辛抱します。
このティシャツ着て。 がんばれライブハウス‼︎

安齋肇/イラストレーター

参加ライブハウス<順不同> ※販売方法は店によって異なります。